パパ活は就活や婚活のようにメジャーな言葉ではありませんが、女性が副業としてやるのに人気の職業だとも言えます。
そして、パパ活の全身である妾(めかけ)は江戸時代から見返りがもらえるとして人気の地位でもありました。江戸時代では職業でもあったのです。
パパ活する女性がなぜ今増えて、妾希望が多いのかに迫ります。
パパ活している女性の割合
調べたところ、パパ活は一部の女性で流行しており、その数は把握できませんでした。
パパ活中の女性の割合グラフがないかと検索しても出てきませんし、パパ活押しのサイトにも会員数は載っていませんでした。
あったのは、パパ活中女性のブログと、パパ活サイトの口コミだけでした。なのでパパ活女子がどのくらいいるのかは分かりませんが、恐らく相当な数がパパ活中か、もしくはパトロンがいる、パトロンがいたという状況だと考えられます。
なぜなら、パパ活に関する情報が膨大にあるからです。メディアにも取り上げられており、その人口は急上昇中ではないか予想されます。
実際に、パパ活応援サイトは急成長を遂げているようです。
参考までに、出会い系サイト登録者は1サイトで600万人ぐらいいる場合もあります。男女で600万人なので、女性はざっくりと200万人~400万人ぐらいでしょう。
パパ活もそのぐらいの数をやっている場合があります。
こういった情報量や出会い系サイトとの比較により、パパ活は一部の女子が活動しているけれども数は増えていると予想されます。
給料が少ない=金欠からパパ活に走る
パパ活の目的は、お金をもらうためです。
なぜお金をもらうのかといったら、女性の給料だけでは足りない=お金が欲しい!からですね。
転職サイトで有名なDODAのデータによると、以下のような数字が出ています。
20代で正社員の女性の平均年収は、322万円です。ボーナスもあるかと思いますが、単純に12ヶ月で割ると月給26万円ぐらいです。
残業代や休日出勤なども含めます。
大卒の初任給が平均で20万円ちょっとなのから分かる通り、20代はあまり給料がもらえません。さらに女性が非正規雇用で働いている割合は、56%ほどです。
男性は非正規雇用の割合が21%なので、圧倒的に女性の方が収入が不安定だというのが分かります。
非正規雇用だと収入が上がりにくいというデメリットもあり、20代女性は金欠になりやすいのです。
さらにそこから家賃や交際費を引いていくと…。家賃は地価が年々高くなり、物価も高くなっています。悲しい現実です(涙)
パパ活に走るのは、お金が欲しい、収入が不安定だからというのがパパ活最大の理由です。
なにかとお金がかかる時代
給料は安いけれど、女性は美容代などの自分磨きをしないという人の割合は少ないです。
学生時代は全く化粧なんてしなかったけど、社会人になったら化粧はマナーとなり、そこから美容代がかかる人もいます。
そして、美容に関するネタは尽きる事がありません。
なんとかのダイエット法が良いとか、どこかのサロンは美肌になれる、新しい美容成分が注目されているなど…。美容に関する浪費は、年々変わらずに続きます。
そして、脱毛するとなると何十万円かかかったりなどでまとまったお金も必要です。
近年は物価の上昇にともない、色々な価格改正があります。
美容も同じです。美容にかかるお金が昔よりも高くなったから、生活費も美容代もとなると援助してくれる男性の存在が必要になります。
さらにブランド品なども購入してくれるパパもいるため、やはりパトロン男性は人気があるのです。
現代では収入に対しての出費が追い付いていないのが現実ですが、パパ活も需要と供給です。求められているがゆえに成り立っている関係なのです。
パパ活流行にはパトロン男性にも理由あり
給料も美容も女性側の理由でしたが、パパ活を始める女性が多いのは社会の景気も関係あるのではないかと思われます。
近年はアベノミクスの効果なのか、それとも東京オリンピックの影響なのか、以前に比べると景気が良くなったように感じます。
公務員や国会議員の給料が上がったり、一般企業のボーナスも一時期よりも上がっています。給料が上がると、それだけ余裕ができてパトロンとなる男性が増えます。
そして、今までパトロンだった男性も、より多くのお金を私生活に利用できるようになりました。
こういった社会の風がパトロン男性を増やしており、パパ活希望者の女性を増やしているのではないかと思われます。
まとめ
パパ活は援助交際という言葉があるように、昔からありました。
また、バブルで日本が好景気の波に乗っている時も男性は女性のためにお金をたくさん使っていました。
外食産業や風俗は景気によって売り上げが左右されるため、パパ活も同じく景気が良くなったから人気が出て来ているのではないでしょうか。
パパ活女子が増えている理由は、女子だけの理由ではなくて男性側や社会の問題にもあります。景気が急激に悪くならない限り、パパ活女子は増えていくでしょう。